東京都墨田区にある都立墨東病院様の小児科向けにマスコットキャラクターを制作いたしました。
小児科らしく、赤ちゃんをモチーフとしたキャラクターです。

都立墨東病院のキャラクター

この案件、実はすでにキャラクターのイメージを墨東病院様の方でお持ちでした。
看護師さんが患者さんである子どもたちのために作ったという、赤ちゃんをモチーフとしたぬいぐるみ。これをイラスト化してキャラクターとして確立してほしいというのが今回のお仕事の内容です。

“病院 = 怖い”というイメージの払拭

そもそもなぜ、今回のようなマスコットキャラクターが病院に必要なのでしょうか。

小児科の患者さんは「小さい子ども」。やはり病院という場所は「注射」や「怪我」といった痛みを伴うイメージがつきものです。歯医者さんなんかも子どもからすれば、少し怖いイメージがありますよね。
ヒーローやヒロインのようなキャラクターの存在は、こうした病院のイメージである「怖さ」を払拭する効果が期待できます。

病院も広報が必要な時代

都立墨東病院のキャラクター

更にもう1つ重要なニーズがありました。それは、都内に数多く存在する病院の中から患者さんに選んでもらう必要がある、ということ。
普段近所の病院に通院するだけの自分には目からウロコのような話でしたが、「広報活動にも一役買ってもらえる存在」というのが今回のキャラクター制作に必要な要素でした。

キャラクターはベースを生かして表情を豊かに!

前述の通りキャラクターのベースはありましたので、子どもたちの病院への不安を払拭するヒーロー的存在であり、広報活動でも様々な動きを自由につけられるよう、表情豊かなキャラクターに仕上げました。

都立墨東病院のキャラクター

付箋(ふせん)や病院のパンフレット、病院用の手提げ袋などなど、様々なシーンでご利用していただきました!

キャラクター制作について

キャラクターには企業や団体を代表するという機能だけではなく、うまく使えばキャラクターの持つイメージや表情で企業そのもののイメージすらも変える力を持っています。

キャラクター制作において考えるべきポイントはいくつかありますが、 上手く使っていくためには「ターゲットを理解する」、「なんのためにキャラクターを作るのか」といった点が非常に重要です。

ほかにも例えば、着ぐるみやフィギュアなどにも展開を考えている場合であれば、そもそも物理的に無理がないか、という視点や、フィギュアなどであれば、尖った部分でケガをしてしまわないか…といった注意も必要になってきます。

今回のようにすでにキャラクターが存在するパターンは稀ですが、ベースから制作することはもちろん、ぼんやりとしたイメージから膨らませて作っていくことも可能です。

気になる方はぜひお問い合わせください!

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